玄米食に肉食は禁物!玄米食に肉食は禁物!ホームへ⇔「健康第一」へ 玄米には、精白することにより削り落とされてしまう成分が沢山含まれているので、栄養学的には精白米より優れた食品といえるでしょう。 玄米・精白米・胚芽精米の食品成分比較表 (可食部100g当りの成分比較) 玄米 精白米 胚芽精米 糖質 71.8g 75.5g 74.4g 繊維 1.0g 0.3g 0.4g カルシウム 10g 6g 7g リン 300g 140g 160g 鉄 1.1mg 0.5mg 0.5mg カリウム 250g 110g 140g ビタミンB1 0.54mg 0.12mg 0.3mg ナイアシン 4.5mg 1.4mg 2.2mg 玄米はリンを沢山含んでいます。 ・玄米食を食べながら肉食をするとアルカリ不足で酸性過多の体質になってしまいます。 ・アルカリ性食品の野菜をたっぷり食べて、しっかりとバランスを取りましょう。 ・過去に有害な農薬や化学肥料を使ったことがあり、それがまだ残っているような水田で収穫した玄米には、米のヌカの部分に有害な農薬が含まれているので、玄米は安心できる圃場で採れたものを食べましょう。 (圃場は畑と違って乾燥する機会が少ないので、有害物質が風によって飛散しにくく、残留しやすいためです。) 野菜を食べる目的は、ビタミンCを主とするビタミン類、薬効成分やミネラル、繊維質を摂ることですから、料理はごく簡単なほどその効果はおおきいといえます。 だから、生食に近い「ゆでる」ていどが一番よいことになります。 「ゆでる」ことにより農薬を流出させ、害虫やその卵も死滅させ、その上、生食よりも沢山食べることが出来るので、失われるビタミン類などより得られる効果のほうが大きいのです。 米ぬかは玄米の胚芽と外皮が中心ですが、粗たんぱくや粗脂肪、ビタミンA、B1、B2、E、ニコチン酸、パントテン酸、レシチン、繊維質、そのた各種のミネラルが豊富に含まれています。 玄米の生命源ともいえる胚芽や外皮などを活用したものが「糠漬け」ですから、ぬか床に含まれる豊富な栄養素を漬け込んだ野菜に吸収させて、そっくり回収して食べる。 つまり、野菜自体に含まれているビタミンAやB、Cはほとんどそこなわずに、さらにビタミン類を強化させるわけなので、実に健康によい食べ方といえるでしょう。 精白米と糠漬けは、米のうま味をしっかり味わえる美味しいご飯と、発酵したぬか床のうまみと精米で削り落とされてしまった栄養たっぷりの成分をナスやキュウリ、カブ、ニンジン、大根などの野菜に吸収させて食べる、日本独自の和食ならではのヘルシーな食べ物ですね。 ※ ※ ※ ※ ※ 釜炊きのご飯では、炊き上がったら直ぐに火を落とす。 しかし、釜は直ぐには冷めないので、水分がある間は、100℃だった釜の底が、水分がなくなって120℃くらいになってご飯がこんがりとキツネ色になり、”かまど”と”釜”がゆっくりと冷めていく過程で、ごはんの”うまみ”が、釜の中のご飯全体にひろがって、美味しいご飯が”炊き上がる”。 ”炊飯器”でこれが出来ると、本当に美味しいご飯が食べられるのに~。 そこで我家では、”電気炊飯器”のスイッチがきれたら、4,5分待って、釜が冷えた頃にもう一度スイッチを入れて、数分間”追い炊き”をしている。 風呂並みに炊飯器にも追い炊き機能を付けてくださ~い。
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